ニュージーランドの通信事情
仕事でニュージーランドに滞在したのは今回で3回目。初めて行った8年前は、ハミルトンというニュージーランドでは4番目に大きな都市だったので、ネットに情報があまりなくても(日本でもまだWi-Fiは一般的ではなく、ISDNからADSLに変わっているくらい)心配することはありませんでした。
8年前に現地の通信についてわかったこと。
- 市内通話は無料
- ニュージーランドはシムフリー携帯電話が普及している
- 安いテレフォンカードがある
- 一般家庭ではインターネット普及率が低い
仕事で日本との連絡は欠かせなかったので、とりあえずテレフォンカードを購入して、当時はしのぎました。2回目の滞在は4年前。滞在したのは最大都市のオークランド。ここでは有線ですが、インターネット普及率はかなり高く、連絡もスムーズにとることができました。また、テレフォンカードはこのときも格安だったので利用しました。
さて、そして今回はヘレンズビル。ニュージーランドトップ10に入る田舎町です。航空券や滞在先を手配していただいた旅行会社に問い合わせても、現地の情報は入ってきません。町のホームページの更新も止まったまま、人口統計なども2006年から更新がない、など不安材料が多くありました。
そのため、Kindle Keyboard3Gを持参しました。実は、無料で3G回線を使えるので、gmailやTwitter、Facebookなど、ニュージーランドに着いた時からチェックできます。無事に着いた連絡もメールで済ませることができました。これがPaperwhiteを購入してもKeyboardを手放せない大きな理由です。海外に行く時には必ず持参します。読書以外にもとっても役に立つのです。(Kindle TouchからはWikipediaと書籍の購入に限って3G回線を無料で使えるように変更になりました。)
さて、そしてヘレンズビルの通信は
- たいていの家庭でWi-Fiが使える
- Wi-Fiは従量制課金で使用する
情報が手に入らなかっただけで、日本と同じように使用できました。ただ、おばあちゃんとのほのぼの生活では、TwitterもFacebookも必要ありませんでした。出発前には、ネット環境がないなんて苦痛すぎると思っていましたが、生活が変わればそれに順応できるものですね。
最後に、短期でニュージーランドに行く方(長期でも電話の契約をしない方)に、国際電話を安くかけられるテレフォンカードを紹介しておこうと思います。コンビニのような新聞やちょっとしたお菓子を売っているお店には必ず売っています。何種類もあって、最初の接続料と1分間の通話料(一分4セント程度でした。)をみて、自分に合うカードを購入します。たいてい、カードは無料で、使用したい料金をチャージ(top up)するようになっています。
私が使用したのはGO CALLです↓
使い方はいたって簡単。使用する電話機のある地域の番号にダイヤルして、つながったら、カードの裏面にあるPINナンバーを入力して、あとは指示通りにかけたい電話番号を押せばOK。20ドルチャージして半分も使わずに帰ってきました。ニュージーランドドルなので、1ドル70円くらいでしょうか。長電話をしても安心です。
アメリカでもこのようなテレフォンカードがあって、便利でした。日本でもこんなサービスがあったら、いいのにと思いましたが、skypeで充分ですね。ただ、旅先でインターネットが使用できない場合に安くて便利です。
ニュージーランドのんびり滞在
今年の夏に3週間、仕事でニュージーランドのヘレンズビルに滞在しました。ホームベーカリー購入につながった、ニュージーランドでのおばあちゃんとの出会い。とてもほのぼの、のんびりで、私のぎずぎすした心が少しずつ癒されていきました。
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どれだけ荒んだ生活をしているのかと思われそうですが、働き盛りの30代は仕事に没頭し、7時〜21時仕事をしている人は私を含め多くいるのではないでしょうか。いや、もっと働かれている方もいらっしゃるのでしょうね。
ニュージーランド出発前は多忙を極め、帰宅は22時過ぎで休みなく働いていました。それが、ニュージーランドでは7時起床、15時帰宅、23時就寝。健全すぎて、最初はこんなんでいいのか?とすべきことを探していました。けれども、3日も経つとだんだんと健康体になっていきました。エサのようになっていた食事を、social thingとして楽しんだのも久しぶりでした。
なんといっても、おばあちゃんの娘さんの牧場で育てたラムや、鹿肉、庭でとれた野菜はおいしくて、毎日プレートいっぱい食べていました。おばあちゃんの作るグレイビーソースはこれまた絶品!
そしておばあちゃんに伝統的なニュージーランドお菓子ペブローバの作り方も教えてもらいました。
出来合いの物を買うのは楽だけど、一旦素材のおいしさを味わってしまうと、材料に何が使われているのか気になって仕方がありません。体に入れる物だから、余計に注意しないといけませんね。
さて、おばあちゃんへのクリスマスプレゼントとカードを送る準備をしなくっちゃ。
フランスパンをホームベーカリーで☻
パン・ド・ミとシナモンロールの美味しさに、次はフランスパンに挑戦。といってもホームベーカリーが頑張るのみで、私は材料をパンケースに入れるだけ。
今回は基本レシピの強力粉225グラム+薄力粉25グラムのところを、フランスパン専用粉リスドオルを250グラム、さらにバジルとドライトマトを入れました。もうなんでも有りです。
手ごねの頃は慎重に正確にと、やや神経質になっていましたが、このホームベーカリーはこちらの無茶な要求にもしっかりと応えておいしいパンを焼き上げてくれると信じて、いろんなものを加えています。
後は焼き上がるのを待つだけ。さあ、どんなパンになるかしら。
ホームベーカリーの音について気にする人が多いですが、イースト自動投入時にカツーンカツーンカツーンと3回程度鳴るくらいです。びっくりすることもありますが、それ以外は静かなものです。私が使用しているのはPanasonicの今年発売された上位機種です。
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手作り専門店(プロフーズ)で買い物をするのが好きなので、ホームベーカリー用の粉は買っていませんが、専用粉を使うともっと楽なのかもしれません。
Panasonic ホームベーカリー用 ソフト食パンミックス(1斤分×5) SD-MIX62A
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それから、Panasonicのホームページ(ベーカリー倶楽部)にもレシピがいっぱいあります。クックパッドにも作ってみたいレシピがちらほら。楽するところは手を抜いて、安全で美味しいパンが食べられるなんて幸せです。
ニュージーランドのおばあちゃんにはちょっと呆れられてしまいそうですが。。
さて、焼き上がりです。
Kindleのアカウント結合
私はものぐさなので、何かに登録する時のE-mailアドレスはすべて共通、おまけにパスワードまで共通という、なんともあきれたことになっていました。今回Kindleの購入にあたって、様々な情報が飛び交っていました。
- Amazon.comとAmazon.co.jpのアカウントとパスワードが一緒の場合は結合後、jpで購入したものが消える
- すでにAmazon.co.jpのkindle storeで何か購入している場合にはカスタマーセンターに連絡をしないといけない
- 結合するとAmazon.comの値段が上がる、いや、上がらない
などなど。
何が正しい情報か精査するのに数日かけ、信頼できる方にアドバイスをいただき、以下のことをしてからカスタマーセンターに連絡しました。(すでにKindle Paperwhiteを予約していたので、.com上では結合手続きをすることができませんでした)
- Amazon.co.jpのアカウントとパスワードを変更
- Kindle Papaerwhiteの.jpとの紐付けを解除
.comにいくつか住所登録をしていたので、カスタマーセンターと幾度かやり取りをして(本当にすみません)結合はうまくいきました。センターの対応は素早く、土日でも送信後すぐにフィードバックが返ってきて、サービスの手厚さを感じました。
私が結合するにあたって一番心配だったのは、AudibleのアカウントがAmazon.comと同じなので、そちらとのつながりはどうなるのかということ。Twitterで情報を求めても、やはりみなさん迷走しているようでした。.comのアカウントをそのままにしたので、Audibleも問題なく使用できています。
私とKindle
大学のテキストとして、Toni MorrisonのThe Bluest Eyeを指定され、初めて本屋の洋書コーナーに向かうと、映画化されたタイトルがずらーっと並んでいて感動しました。けれども、そのうきうき感も値段をみてすぐにしぼんでいきました。高いんです!
大学生がほれほれ買える値段ではなく、とりあえずToni Morrisonさんだけ買ってお店を後にしました。 洋書を本屋で買うと高い!
このイメージがずっとついてまわっていましたが、数年前、TwitterでKindleを知り、Amazon.comで取り寄せようか、情報を集めていました。当時はネットで物を買うことを恐ろしいものだと思っていました。
そして
じゃーん
こちらのKindle Keyboard3Gを購入。
開封の儀は当時は行いましたが、もうその写真はどこかへ。。
Kindleを購入して私の読書量は明らかに増えました。特に値段で手を出せなかった洋書は、安く、しかもポチったらすぐ読めるので渡辺由佳里さんのブログを参考に次々と挑戦しています。
そして、ついに日本にもKindle上陸!
うわさはずっとありましたが、ついに!
Twitterで情報を知り、すぐさま予約しました!予約開始1時間後だったので、発売初日には手にすることができました。
Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)
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2代目Kindleです。
2台もどうするの?1台目のKeyboardは散々迷って買ったんじゃないの?というつっこみもありましたが、Amazon.co.jpで購入した物はKeyboardでは読めないので、和書専用にするつもりでPaperwhiteを購入しました。
並べてみると
Paperwhiteの明るさすごい!
Kindle日本ストアオープンで洋書の値段が一気に上がったり、アカウントの結合の問題があったりして、実際に使用するまで少し時間がかかりましたが、それについては次のエントリーで紹介したいと思います。
1月号『ダ・ヴィンチ』
毎年恒例のBook of the yearということで、注目されてる方も多いのではないでしょうか。私も楽しみで仕方がなかったのですが、発売日には仕事に忙殺されていたので、ようやく今日入手しました。
まず表紙が水原希子さんというのがステキです。
本当にかわいいモデルさん。
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ランキングの一部はすでに電子ナビに取り上げられていたので、有川浩さんが1位なのは知っていました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121205-00001303-davinci-ent
ブランチの文芸書ランキングでもおなじみの作品がずらりとならんでます。
KindleストアがオープンしてからはやはりKindle版を購入したくて検索すると。。。
まだあまりKindle化されていないようです。
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Amazon Kindle Paperwhite電源アダプター (端末には付属していません)
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どこにでも持ち運べて、ハイライトつけて整理できて、何冊も平行して読めるので、電子書籍化が進むといいのですが。
そして、ダ・ヴィンチを読みながら、Kindle paperwhiteでポチったのがこの作品↓
原田ハマさんの『楽園のカンヴァス』
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倉敷、New York、MoMA、キーワードを見ただけで、自分との共通点が有ってピンときました。これからさっそく読書タイムです。
年末年始でゆったりできるときに、10位までの作品は読み切りたいです。
そして次号はこれまた大好きな三浦しをんさん大特集ということで、1月5日が楽しみでしかたがありません。
さっそくパンを焼きました!
まずはパン・ド・ミ。
一斤あたりのイーストが1.4グラムと少なくていいのです。冷凍庫に眠っていたやや古めのイーストだったので心配でしたが、ふっくらと焼き上がりました。
本当にふわふわで、何もつけずにおいしくぺろっと食べてしまいました。ホームベーカリーに付属の「パンの本」には、レーズン抜きで一斤1116kcalとあるので、食べ過ぎには注意しないといけませんね。
続いて、シナモンロール。
パンケースに戻して焼いたので、すでにロールではありませんが、これもおいしく焼き上がりました。ただ、焼いている最中にはシナモンの香りで部屋が満たされるくらいだったのですが、焼き上がりからは消えてしまいました。シナモンシュガーの量は研究しないといけないようです。
材料をパンケースにいれてスタートボタンを押せば、あとは焼き上がるのを待つだけで、毎朝おいしいパンが食べられるのかと思うと、それだけで幸せです。(途中の作業が必要なものもありますが。。)
次は、ドライトマトとバジルを入れたフランスパンに挑戦したいと思います。